キラキラオトイメロイメモリ
No.2
めちゃめちゃめちゃめちゃ嬉しいです❣
2026.1.29
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どうぞお気軽にメッセージください☺︎(特殊文字や機種依存文字は文字化けしてしまうことがあります😭)
原作:ジュエルペット てぃんくる☆
種別:男女CP小説
時間軸:22話の次の日
文字数:2527文字
レオン×ミリア
「でねっ、7個目のジュエルストーンをゲットしたの!」
「へぇ。よかったじゃないか」
魔法学校の教室で並んでソファに座ったミリアとレオンは、昨日の試験についての話をしていた。
ガーネット、サンゴ、そしてディアンもそれぞれパートナーの横にいる。ガーネットとサンゴは時々口を挟みながら。反対にディアンは静かに聞いている。
海の底に眠る伝説の宝物「虹色真珠」を手に入れるという課題に際して起きた、マジカルエンジェルズの介入で始まる一騒ぎの顛末をミリアは臨場感たっぷりに報告した。
「今度はレオンも一緒に海行きましょう!」
「ああ、もちろん。俺も海中へは行ったことないから興味があるな」
「やったぁ! 約束よ」
二人が約束を交わして微笑んでいると、ガーネットが「そういえば」と思い出したように口を開いた。
「ミリアは折角水着を用意したのにあんまり着られなかったわね」
「あぁ、そうだったのよね……。ちょっぴり残念」
ミリアは肩をすくめて残念がる。
「あかりと沙羅の分まで用意したんだにゃん」
「ガーネットとサンゴと一緒に選んだの! 二人とも似合ってたのよ♪」
楽しそうに話すミリアの頭を撫でるレオン。コロコロ表情の変わるミリアを見るだけで彼は自分自身も感情豊かになった気分だった。
「レオンのお稽古はどうだった?」
自分は語りつくしたのか、レオンに話題が振られる。
「そうだな……。一段とディアンと呼吸が合ってきて、良い調子だったよ。なっ、ディアン」
「あぁ。泉のドラゴンにも褒められたんだ」パスを受けたディアンが情報を加えると、ミリアは目を輝かせて「fierce!」と称賛した。
「あっ」時計が目に入ったミリアがレオンに尋ねる。「今日はまだ帰らなくていいの?」
「昨日稽古をした分今日は時間があるんだ。でも、ミリアが帰るなら俺ももう帰ろうかな」
「ん~……」
折角のレオンとの時間なのに、お話しただけで帰ってしまうのは少し惜しい。
ストロベリーカフェにでも誘おうかと考えるミリア。サンゴはストロベリーカフェのチャンスを察知してそわそわミリアの周りでアピールしはじめる。
レオンはミリアがうんうん悩むのを見て意図を察した。ミリアとしては、できれば何か特別な過ごし方がしたいのだろうと。
「そうだ! レオン、今から海へ行きましょう!」
「今からか?」立ち上がって宣言するミリアに驚きながら答えるレオン。
「まだ午後になったばかりだから大丈夫よ!」ミリアは振り返り手を顔の前に持ってきながら言う。
「ミリアは昨日行ったばかりなんだろ?」
「もーレオン! 私はレオンとも海に行きたいの! レオンは?」
理由を並べ質問するレオンに、ミリアは彼自身の気持ちを問うた。
ミリアには敵わないな、と言わんばかりにレオンも立ち上がりながら「いいよ。行こうか」と言った。
「そうこなくっちゃ!」
明るく言い放ったミリアは、サンゴにストロベリーカフェはまた今度ねと謝りつつ支度を始めた。
「海~~~!」
たった一日ぶりの海を目の前にして、ミリアは高いテンションで叫び駆け出した。
「あまり遠くに行くなよ──」届いているのかわからない注意をミリアへ向けるレオン。
ミリアの前にいるとついつい保護者のような気持ちになってしまうが、彼も十分海に心躍らせていた。
ペットたちはパートナーの肩に乗って、太陽を反射する海の眩しさに目を細めたり、パートナーの様子にニッコリしたりしていた。
「そうだ! 折角だもの、着替えなきゃ! ガーネット、サンゴ!」
名案を閃いたミリアは「てぃんくる てぃんくる ララルーラ」と二匹とともに詠唱する。
ミリアの服は水着に替わってみせた。
「どーう!? どう、レオン!? カワイイでしょ?」
可愛い服に身を包んだら好きな人に見てもらいたくなるのが女の子だ。
ミリアはレオンの方へ戻ってくると、彼の前でくるくる一周回ってみせる。
「いいんじゃないか」微笑ましそうにするレオンは、「でも、危ないから足元には気をつけろよ」と言い屈む。
「? 下に何かあるの?」
ミリアも注目すると、その足元の砂浜にはカラフルな貝殻が埋まっていた。「まぁ!」
ペットたちも肩から降りてそれを眺める。
「気づかなかったけど、結構たくさんあるのね」
「ミリアもガーネットもサンゴも、こういうの好きだろう」
「えぇ」ミリアはすぐに虜になったようだ。「とっても綺麗」
「ミリア!こっちにハート型のやつがあるにゃん!」「こっちのは色が鮮やかよ!」
二匹の声にミリアは駆け回る。
レオンもそれに付き添っていった。
ディアンはいつからかいたヤドカリのような生物と戯れていた。
夢中で貝殻を探しているうちに、時間はどんどん進んでいっていた。
レオンがタイミングを見計らって呟く。
「ミリア、長居しすぎると良くないからそろそろ帰ろうか」
「……そうね、魔法学校に戻りましょう」
まだ本当は遊んでいたい。もちろんそんな本音がミリアにはあったが、仕方ないことなのだ。
時間の進み方が違うとはいっても、それに麻痺してしまうことをレオンが気にしていることを知っていたからだ。
「くしゅん!」
思い出したようにくしゃみが出る。
「これを着て」レオンは慣れた手つきで自分のマントをかけてあげた。
「レオン! ……ありがとう。ずっと水着でいたから……そうだ、結局全然海には入らなかったわね」
「そういう過ごし方もいいんじゃないか」笑いを含ませながらレオンは返す。
「……今度はレオンのしたいことに私、付き合うわ!」
ミリアは胸をはってレオンの笑みに応える。
レオンはそんなミリアの方を見て、優しい顔をした。
「ありがとう。でも俺は今日だって、ミリアの笑顔がたくさん見られて満足だったよ」
「レオン……」
ロマンチックな励ましはレオンの本心で、それがミリアの心を晴れさせる。
「良い思い出になったよ。ありがとう、ミリア」
「こちらこそ。今日のこと、ずっと忘れないわ」
ミリアとレオンは見つめ合って、笑いあった。
今同じ気持ちを共有できていることが嬉しかった。
ガーネットは素敵な雰囲気に「よかったわね」と心の中で呟く。
サンゴは拾った貝殻を大切そうに撫でていた。
ディアンはヤドカリのような生物の帰りを見送る。
変わらず日の光を集めて輝く海を後にする。
思い思いに今日のことを振り返りながら、帰路につくのだった。
あとがき
今回は一緒に海行かせちゃったけど、ミリアが海のお土産を渡す話とかもいいなぁ💭そういう差分めいた妄想って同じ人間が別々に出力するのもアリなんだろうか。アリだよね。
書きながら、これが私の解釈か…!!と気づく場面も多くて面白かったです。
やっぱり地の文は減らし目にするよう気をつけました。台詞ばかりでスカスカになっちゃってるけど書くべきことは書けてるからいいのかな、どうなんだろう。試行錯誤中です。まぁ最後まで書けたので★★★★★