キラキラオトイメロイメモリ
No.9
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めちゃめちゃめちゃめちゃ嬉しいです❣
2026.3.9
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どうぞお気軽にメッセージください☺︎(特殊文字や機種依存文字は文字化けしてしまうことがあります😭)
原作:プリティーリズム・オーロラドリーム
種別:男女CP小説
時間軸:本編一年後くらいのイメージ
文字数:2034文字
ワタル×みおん(※みおん→純描写あり)
# ワタみお深夜の真剣絵描き・文字書き60分一本勝負 参加作品
+10m 『ミモザ』
穏やかな春の昼下がり。
その日、プリズムクイーンカップを目前に控えたみおん、あいら、りずむは練習の息抜きとして久々に三人でランチを楽しんだ。最近はほとんど個々人の練習に熱中していたから、社長に言われてようやく三人の時間を取っていなかったことに気がついたのだ。ランチの後、あいらの提案で折角だからもう少し一緒にいることにした三人は、近所の公園でのんびり散歩することにした。
本当はプリズムクイーンになるために一分一秒でも無駄にできないはずなのに、三人でいる時間が堪らなく惜しい。あっという間に過ぎてしまうそれをもっと引き延ばせないかとそれぞれが様子を伺っていた。
そのうちほどよく混みあった公園の中心からひっそり静かな裏道へ移ると、黄色い花でふんだんに彩られた木々が連立していた。裏道と言ってもちゃんと陽は降り注いでいてぽかぽか暖かい。
「わぁ、綺麗なお花!」
「ほんとだ! まんか~い!」
あいらとりずむが花の近くに駆け出す。花々に負けないきらきらした笑顔で、花を集めるように掬う動作をしたり匂いを嗅いだりして目一杯はしゃいでいた。
花の名前がわからない二人がみおんを振り返ると、そっと一言
「……ミモザ」
と零された。
「ミモザか~! みおんちゃん詳し~い!」と感心するあいら。
「別に……。たまたま最近、花束で貰ったのよ」
みおんはあいらとりずむを眺めながら、そこに混じることはなく思い出を振り返る。
先日行われたプリズムクイーンカップシリーズの一戦で、みおんの演技前楽屋に現れたワタルが渡してきた花束こそミモザだった。
彼が応援にかけつけることは珍しくないけれど、花を持って現れるのは特別な日でない限り稀だ。
はにかみながら差し出してくる彼に意図を問えば、ただただ
「みおんに似合うと思って」
と言うのみ。紫色のリボンがみおんにぴったり。それにみおんの家に持ち帰っても活けやすいようにか小さめの束になっている。柔らかい表情の彼は、みおんが受け取ってくれることに自信があるみたいで綺麗でしょ?と添えてきた。
花束を受け取れば、「じゃあ次の仕事があるから。頑張って、みおん!」と言って足早に去って行ってしまった。
そしてみおんは快勝し、花束は無事みおんの自室に持ち帰られる。
「ミモザって、どんな花言葉なの?」
いつの間にかみおんの傍らに戻ってきたりずむに問われる。MARsいち乙女な彼女としては気になるところなのだろう。
あいらは一人「ミモザのお花をあしらった春らしいコーデ……いいかも!」とお洋服の世界に入り込んでいる。
「さぁ……。調べてないから知らないけど」
「えー? じゃああたしが調べちゃお~っと!」
ポチポチ携帯を操作して検索するりずむ。みおんからしたらそんなの知ったってどうってことないが、画面を覗き込む。
「何々? 感謝、思いやり、……秘密の恋!?」
「はぁ?」
思いもよらぬ言葉に呆れまじりで返す。前半の言葉を聞いてまぁ当然ねと納得していたところだったのに、とびきり顔をしかめた。
「ねぇねぇ誰から貰ったのその花束! おーい、あいらも聞いて!」
「なぁにー? りずむちゃん」
りずむがあいらに耳打ちして、二人はきゃいきゃい盛り上がる。恋バナなんて、いつもならまだ帰ってこない純さんを想って話すだけで十分なのに。恨めしくも思い人ではない彼のことを話題にあげることなんて。
「素敵~! ちょ~ロマンチックじゃん!」「みおんちゃんさすが~!」と二人は半ばみおんを置き去りにしていた。
「ちょっと二人で勝手に盛り上がらないでよね!」
と言えば、りずむが「そんなしかめっ面するなんて。よっぽど嫌いな人に貰ったの?」と合点する。そうではない。そうではないのだ。
「別に……そういうんじゃない。元々深い意味なんてないのよ」
きっとワタルは花言葉なんて気にしていない。彼は、ショウのような慎重な周到さともヒビキのようなロマンチックさとも違う、ありのまままの素直さでいつもみおんに接してくる。
「そうかなー? ……あっ友情って花言葉もあるんだ」
「友情……」
しっくりくるような、こないような。
みおんの頭の中ではこの一年のワタルとの思い出が巡る。頼んでもないのに勉強を教えにくるワタル。バラエティー番組でフォローしてくるワタル。甲斐甲斐しくショーの応援に駆けつけてくるワタル。与えられてばかりではあるが、ワタルの側に打算はなくいつも心からそうしたくてしているのがみおんにもわかっていた。
変に駆け引きしないワタルに救われていることを実感しながら、「友情、ね、そうね……」と繰り返し胸の中で温めた。
みおんは機嫌を直す。
(今度ワタルに会ったら花言葉のこと教えてあげなくちゃ)
なんて企みながら。彼はこんなスリリングな花言葉があることを知ったらどんな反応をするんだろう。
そうして興奮冷めやらぬ、といった様子の二人を「さっ、戻ってレッスン再開よ!」と引っ張る。
やる気満々のみおん。ミモザの香りを毎日身にまとった今シーズンも絶好調の彼女は、後に無事プリズムクイーンに輝く。
あとがき
お話思いつかなかったし書くのも何だか苦しくてそんな無理やり自分を痛めつけなくても…という気持ちになりました😭😭😭
お陰ですごく変な話、、なにかしらこれは、、でもマ参加できてよかったねと思う、、?♫次はどうしようかなー🤺🤺★☆☆☆☆